2010/7/28 水曜日

第二回!! 誰も覚えていない名盤紹介

カテゴリー: 滝澤, 面白いもの — chiztek-team @ 17:47:44

皆様。

大変ご無沙汰いたしておりました。まさか第二回があるとは思わなかったわたくし滝澤が例によって空気を読まずにさっそく始めます。

本日のお題はこれ。

Kowalski - Schlagende Wetter

  • Schlagende Wetter/Kowalski
  • 1982年、ドイチェ・ノイエ・ヴェレの「新人」バンドとして、当時数々のニューウェーヴ物のヒットを飛ばしていたヴァージンから発売された一枚、KowalskiのSchlagende Wetterです。

    やはりヴァージンに移籍してきてちょっとしたヒットをあてたドイツのバンド、DAFのプロデューサーであるConny Plankが、柳の下の2匹目の泥鰌を狙って企てたプロジェクトとされております。

    音のほうは当時最新鋭のエレドラ(Simmons)にハーモナイザーをかけまくってもはや原型をとどめないギター、意外と堅実でテクニックを感じさせるベースによる「~っぽい」という形容が不思議と成り立たない演奏に、暑苦しい男性ボーカルが乗ります。アルバムは、ご丁寧に英語版とドイツ語版がリリースされました。このあたり、Kraftwerkにインスパイアされたのかもしれません。

    正直、かっこいいんです。今でもたまに聴きます。

    が、どだい、ドイツ風味だけでヒットを狙うのは難しかったのか、Kowalskiはこのアルバムと後シングルを一枚出してあっさり消えていきます。

    で、Kowalskiはよほど人気なかったのか(笑)全然CD化されなかったんですね。ここに上げているCDは1996年になってドイツのマイナーな復刻専門レーベルから出されたもので、シングルも含んだ完全版ですが、ドイツ語版です。私は英語版(Overman Underground)を持ってましたのでそれはそれで新鮮でした。

    いまAmazonで見るともう売ってないすね、これ(笑)1996年だもんなー。

    ドイツという国はいわゆるプログレやらニューウエーヴやらの「知られざる名盤大国」と化してますがこういった狙いの微妙なニッチな作品も、かなり埋もれてるんでしょうね。

    それではみなさん、またお会いしましょう。

    2010/3/19 金曜日

    誰も覚えていない名盤紹介

    カテゴリー: 滝澤, 面白いもの — chiztek-team @ 15:35:42

    本日弊社ブログデビューを飾る滝澤でございます。お見知りおきのほどを。

    で、早速空気を読まずに誰も覚えてない名盤紹介行きます。本日のお題はこれ。

    What's Bootsy Doin'?

  • What’s Bootsy Doin’?/Bootsy Collins
  • P-FunkでおなじみのBootsy Collinsさん、1988年の作品です。雑なジャケ写にへんなメガネを掛けてふざけてるとしか思えない黒人さんがいらっしゃいますがこの方がBootsy Collinsさんです。

    当時売れっ子プロデューサーだったBill Laswellを呼んできて制作したため、当時のBillの芸風(この時代なりにサイバー)に則った作品で、割と暑苦しいFunkばっかりだったBootsyの作品からは一線を画しています。

    けど、曲はいつものBootsyだし、彼のベースは相変わらずバランス無視して爆音で鳴り響くし、でぜんぜんイメチェンしてるわけではありません。むしろ各楽器の突飛なバランスやきっちりしすぎてる定位、ヴォコーダーなんかの「変な音」の導入からそれまで以上にギンギラギンなイメージを醸し出すアルバムです。

    1988年ということで、サイバーとはいえ時代はまだCUIが主流、ジャケも(当時の)CGっぽさを狙ったんでしょうが単なる荒れた絵になってしまっているという、今見るとやっちゃったなー感が漂うものですが、なかなかどうして、音楽そのものは非常に不思議なFunkとなっていて素晴らしいです。この時代Bill Laswellはどうでもいいプロデュース作を連発しますが、このアルバムはラッキーな成功作かと。

    どのくらい売れたのかは全く知りません。あんまり売れてない気がします。

    冒頭でヴォコーダーヴォイスが”Shake that floppy disks”と唱え続けるのはニヤリとするとともに、流石に時代の流れを感じさせます。

    それではみなさん、またお会いしましょう。

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